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史学・地理学系史学・地理学系→史学・地理学系

各国の歴史上のテーマを実証的に研究し、現代に生かす。風土や産業、交通などの観点から、対象地域の特質や構造を解明する。

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どんな学科がある?

史学科、歴史学科、歴史文化学科、文化史学科、地理学科など

どんな学問?

■史学
各国における歴史上のテーマを、現代的な視点から背景を探るとともに、新しい意味を付け加えたり、新資料を発見・立証する。日本史、西洋史、東洋史の3専攻に分かれるのが一般的。
日本史はアジア諸国との関係にも触れながら、日本社会の歴史の過程を社会・経済・政治・法制・思想・宗教・民族など、あらゆる角度から実証的に研究する。
東洋史は中国、朝鮮、東南アジアなどアジア諸民族の歴史と文化の研究を通じて、各民族がもつ独特の価値観を理解する。
西洋史はヨーロッパ、アメリカなどの歴史を学ぶ。最近では、アフリカ史・中南米史も扱うようになってきている。対象が時代的にも地理的にも広範囲に及ぶため、ある程度範囲を絞り教育、研究する。
いずれも、古代から現代までの歴史の流れを概観したうえで、個別の時代やテーマについて専門的に学ぶ。

■地理学
自然地理学、人文地理学、地誌学に大別される。自然地理学は気候や地形・地質・地図・気候・土壌などに比重を置き、人間の生活や産業に与える影響について考察する。人文地理学は政治・産業・交通・文化など各地域の特色を重視しながら人間社会の出来事を多面的に考察し問題点を抽出、その対処方法を提起する。また、地誌学は指定した地域の自然・文化・産業を総合的、学際的に学ぶ。
さらに、史学と地理学を融合した「歴史地理学」という分野も定着してきている。

どんなことが勉強できる?

■史学系
専門課程では、史学概論・日本史概説・東洋史概説・西洋史概説など基礎的な科目を最初に学ぶのが一般的。史学概論では歴史学の本質を理解。日本史概説・東洋史概説・西洋史概説では、それぞれの基礎知識を概観するのが狙い。2年次以降は、各自の興味に従って特殊講義や演習に参加していく。特殊講義は古代から現代まで各時代別・地域別に、または政治外交・経済・社会・思想・文化などの分野別に歴史学上の問題を取り扱う。演習も分野別・時代別だが、さまざまなプロセスを通じて歴史研究に必要なすべてを経験する。

■地理学系
1・2年次に人文地理概説などの基礎的な科目を履修。地理学とかかわりの深い社会学や文化人類学、心理学などを一般教養科目として課す大学も多い。その後、自然地理学、人文地理学、地誌学の各分野を研究する。
3年次からは演習やゼミが開講。またそれらと並行して、現地での実習や野外でのフィールドワークも重視される。

あなたの周りの史学・地理学

「和食」「和紙」が無形文化遺産に、「富士山」「富岡製糸場」がユネスコ世界文化遺産に登録されるなど、このところ日本の文化や名所が世界で認められている。今後も各地で大切に守られてきた貴重な文化遺産や自然が、世界遺産に選ばれる可能性は十分にある。また、政府は最重要課題として「地方創生」を掲げ、自治体でも地元の特産品や料理、祭事などを地方の活性化に結び付けようと取り組み始めた。しかし世界に目を転じると、宗教や民族の対立が後を絶たない。文化や歴史をお互いが受け止め理解し合うことが平和的解決の重要な手段であることを、忘れてはならない。

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掲載情報提供:キャリタス進学(運営:株式会社ディスコ)