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9月号

いよいよ「共通テスト」の出願スタート!2021年度を振り返りしっかり対策しよう

「総合型選抜」「学校推薦型選抜」の次は「共通テスト」。2021年度入試を振り返り、2022年度入試に備えましょう。

スタギアからのお役立ち情報 1

2021年度入試を振り返り、2022年度入試にどう挑むか

2021年度入試は、「共通テスト」の最初の年でした。今年もまだコロナ禍で先のことは不透明ですが、2021年度入試を振り返りながら、2022年度入試にどう挑むか考えてみましょう。

代々木ゼミナール教育事業推進本部本部長・佐藤雄太郎氏によれば、2021年度入試は「地元志向が強まった」そうです。「経済的なことや、共通テストという入試変革など、いくつかの要因が重なり、一人あたりの受験数も減りました。また、志願者数が17%減っているのは、近年まれに見る大幅な減少となります」(佐藤氏)。ただ、志願者数が減っても、単純に入試が簡単になるわけではありません。油断せずにしっかり勉強を続ける必要があります。

学部系統別に見ると、コロナ禍で志願者が減ると思われたメディカル系の志望者がそんなに減りませんでした。「資格志向の強さは安定的」と佐藤氏。しかし、1年間の留学を売りにしてい る国際系は軒並みダウン。その一方で、データサイエンス系の人気が高まっています。社会情勢が学部系統の人気を左右しがちですが、「今」だけを見ず、自分自身のやりたいこと、未来のことを考えながら最終的な進路決定をすることも大切です。

取材協力:佐藤雄太郎(さとう・ゆうたろう)氏

代々木ゼミナール教育事業推進本部本部長

共通テストの出願準備はできましたか?

共通テストの出願受付が9月27日から始まります。共通テストの「受験案内」は基本点に高校でまとめて配布され、高校で一括して出願するのが一般的です。高校で一括出願できるメリットは、ふだん共に学んでいるクラスメートたちと同じ会場で受験できること。日常に近い雰囲気の中で緊張せずに試験に臨めるので、一緒に出願できるよう提出に遅れないようにしましょう。

すでに出願書類を書き終えている人がほとんどだと思いますが、もう一度出願書類を見直し、不備がないか確認しておきましょう。特に私立大学で共通テスト利用入試を受ける場合、大学や学部学科によって必要な教科・科目が変わってきます。出願後にも1回だけ訂正することは可能ですが、いずれにせよ時間も手間もかかってしまいます。後で教科の選択を誤ったという事態を 避けるように努めてください。

また、共通テストでは通常と異なる対応が必要な受験生に対して、それぞれに合った対応がなされます。イヤホンを装着できない場合はヘッドホンの貸与、病気・負傷・障害などによって解答方法や試験室などで必要な配慮がある場合など、あらかじめ申請することができるので、受験案内や「受験上の配慮案内」という冊子で確認しましょう。

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2022年、新しくできる大学・学部・学科

▶︎2022年新設予定大学等はこちら
総合型選抜の出願が始まり、2022年度入試もいよいよ本格化しています。そこで2022年4月に新しくできる大学・学部・学科はどのようなものがあるか確認しておきましょう。

2022年4月に開設予定の大学は、公立大学2校、私立大学4校、専門職大学2校です。公立大学の1つは大阪府立大学と大阪市立大学の統合で、関西圏では京都大学などと同規模になります。

学部・学科については、理・工系、看護・医療系などの新設が目立ち、文系では観光、心理、教育などの新設、また既存学部・学科の改組も多く行われます。理・工系の新設は、国立大学の奈良女子大学で女子大初の工学部設置、私立大学では神奈川大学や京都美術工芸大学で建築学部の設置、その他「情報」等の学部・学科新設などが予定されています。

学科新設では、私立大学の静岡理工科大学が静岡県初の「土木工学科」を開設。防災・減災の在り方、環境との融合などを考慮した社会基盤整備をになう技術者を育成します。

また、同大学は独自の奨学金制度を設けており、入試成績上位者は年間授業料等一部を4年間で最大400万円まで給付されます。このように、入試成績による奨学金制度などもありますので、新しく開設する大学・学部・学科を調べる際、合わせて確認しましょう。
▶︎ 静岡理工科大学:土木工学科についてはこちら
▶︎ 奈良女子大学:工学部についてはこちら
▶︎ 神奈川大学:建築学部についてはこちら
▶︎ 京都芸術工科大学:建築学部についてはこちら
▶︎ 大阪公立大学についてはこちら

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大学生の生活費はどれくらいかかる?

今回は、日本学生支援機構「平成30年度学生生活調査」から、大学で学ぶ際にかかる学生生活費の平均データを見てみましょう。

《自宅生の生活費は月3.5~3.6万円》
大学でかかるのは受験費用や学校納付金などの学費だけではありません。生活費もかかります。まずは自宅生を見てみましょう。食費、保健衛生費、娯楽・し好費、その他の日常費として、国立大学で年42.3万円、私立で年43.6万円かかっています。月額にすると、それぞれ国立大学3.5万円、私立大学3.6万円です。自宅の場合は住居費がかからない分、生活費は抑えられています。一方、同データによると、学費は国立大学で年66.9万円、私立大学で年137.5万円かかっています。授業料・その他の学校納付金、修学費、課外活動費、通学費などが含まれます。学費と生活費を合わせると、国立大学で年112.2万円、私立大学で年181.1万円。あくまでも平均データですので、大学や地域などで異なりますが、やはり学生生活にはお金がかかります。こうした支出に対して、家庭からの給付や奨学金(給付型・貸与型)、アルバイトなどでまかなっているという状況です。

《自宅外生の生活費は月9.2~9.6万円》
自宅生以上に生活費がかかるのが、自宅外生です。ここでは下宿・アパート等の費用を紹介します。

食費、住居・光熱費、保健衛生費、娯楽・し好費、その他の日常費として、国立大学で年115.2万円、私立で年110.0万円かかっています。月額にすると、それぞれ国立大学9.6万円、私立大学9.2万円です。住居・光熱費、食費等がかかる分、月6万円ほど生活費がアップします。

学費は国立大学で年61.4万円、私立大学で年139.5万円かかっています。学費と生活費を合わせると、国立大学で年176.6万円、私立大学で年249.5万円。自宅生の約1.6倍ほどになります。

豊田 眞弓(とよだ・まゆみ)

FPラウンジ代表、子どもマネー総合研究会代表、一般社団法人日本ハッピーエンディング協会理事、短大非常勤講師、東京都金融広報アドバイザー。ファイナンシャルプランナー、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー2級、相続診断士、終活アドバイザー、ハッピーエンディングプランナー。早稲田大学政治経済学部卒。
所属:日本ファイナンシャルプランナーズ協会、日本FP学会、稲門女性ネットワーク ほか
著書:「知らなかったではすまされない今からはじめる相続対策」(日本実業出版社)、「50代・家計見直し術」(実務教育出版)、「住宅ローン賢い人はこう借りる!」(PHP研究所)、「年金不安がたちまちなくなる本」(PHP研究所)ほか多数。毎日、日経、朝日など新聞・雑誌にもコメントを寄せている。

ホッと一息コラム

食欲の秋!せっかくなら頭にも美味しいものを食べよう!

いよいよ食欲の秋到来!何を食べても美味しいこの季節、せっかくなら勉強にも集中できる頭に美味しい?ものを食べたいですよね。そんな都合のいいものあるの?それがあるんです。

それがバナナ!脳の働きに欠かせない「ブドウ糖」たっぷりなんです。ブドウ糖は、普段食べているごはんやパン、うどんなどからも摂れるけど手軽に摂るにはバナナ!勉強中に集中力が落ちてきたなと思ったら1本!それだけでも集中力が変わってきますよ。さらに「ビタミンB群」を摂ると効果アップ!なかでもビタミンB1いっぱいの豚肉はお勧めです。さらに鉄分も摂 れれば最高です。赤身の肉や魚、あさり、海藻、ブロッコリーなどに含まれています。

これらの食材をうまく使った料理をプラスするのがお勧めです。といろいろ書いてきましたが一番は、栄養バランスの摂れた食事をきちんと朝昼晩と3度摂ること。朝食は食べないという人も、いまのうちから朝型の生活に慣れるためにしっかり食べておきましょう。朝から頭も身体もシャキッとさせて勉強のパフォーマンスを上げましょう。ちなみに試験前はゲンを担いでとんかつやかつ丼を食べるという方。胃もたれを起こすこともあるのでご注意を。美味しいしビタミンB1たっぷりなんだけど…。

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